【PNN polimos news network】韓国の大統領なんでこんなに捕まるのか

【PNN polimos news network】韓国の大統領なんでこんなに捕まるのか

・韓国大統領の末路は悲惨

 韓国の大統領って大体捕まってるというイメージを持っている人も少なくないでしょう。実際このイメージは正しくて大体の大統領が何等かの罪に問われています。今回はなんで韓国の大統領は捕まるのか解説しました。

・ 歴代韓国大統領の不遇な結末

1.李承晩 1948~60(在任期間) 

自身の四選を狙って不正選挙を行ったことで革命が起こり国外へ逃亡。

2.朴正煕 1963~79 

部下の恨みを買い暗殺。

3.全斗煥 1980~88 

退任後に不正蓄財と民主化弾圧の罪で死刑判決、のちに特赦されるが2020年光州事件の証言者に対する名誉棄損で懲役8か月。

4.盧泰愚 1988~93 

退任後に不正蓄財と民主化弾圧の罪で懲役12年。のちに特赦。

5.金泳三 1993~98 

次男が斡旋収賄と脱税で逮捕、のちに特赦。

6.金大中 1998~2003

息子三人を含む親族5人が不正蓄財で刑事訴追、次男と三男は特赦。

7.廬武鉉 2003~2008

在任中に弾劾訴追を受けていたが罷免には至らず。兄と妻が収賄で逮捕。自身も後援者の資金提供を受けた容疑で出頭要請を受けたがその前に投身自殺。

8.李明博 2008~13

在任中に国会議員の兄が収賄で逮捕、起訴。自身も収賄裏金作りの容疑で逮捕。2020年10月懲役17年、罰金12億円、追加課税の実刑判決が確定、身柄を拘束。

9.朴槿恵 2013~2016

知人の国政介入を黙認し、弾劾訴追を受け罷免されたうえで収賄の容疑で逮捕、起訴。懲役20年、罰金16億円が1月14日確定。また別の案件で懲役2年が確定しているため懲役22年となる。

・捕まる要因=帝王的大統領制度

※大統領制度に関連した動画

 とにかく大統領の権限が強すぎるのが要因と考えられます。他の国では首相とか大統領といった国のトップが暴走しないように権力分立とかで相互抑制するシステムが成り立ってますが、韓国は三権は分立してるんですけど行政のトップの大統領が他全部を押さえつけてるんですよね。これでは分立の意味がない。

 例えば議会が制定した法律に再議を要求できるいわゆる拒否権、軍隊を統率する統帥権、警察・検察や司法機関を含めたすべての国家権力機関の長を任命する権限、もうやりたい放題です。現行憲法では大統領の任期は5年で再選はできないことになっていますので大統領選挙っていうのは5年間韓国政治を好き勝手出来る人を決めているといえます。

それも民主的な手続きを踏んでるんだから正当=民主の力は何者にも勝るんだという考え方が非常に強いです。こうなってしまうと在任中の大統領は例え検察でもなかなか手出しはできません。だから退任した後に捜査されて汚職が明るみにでるわけです。

在任中に捕まった人も何人かいましたけど、その人たちはそれほど看過できないことをしていたということです。

大統領は5年間好き勝手にできるけどそのあとの代償はでかいハイリスクハイリターンな仕事です。1993年の文民政権の発足以後に誕生した5人すべての大統領が任期末期から退任後にかけて大統領になったことを後悔するという趣旨の発言をしているそうです。

また大統領の親族の不正が発覚するケースも多いですね。

・ 儒教の考えと捕まる大統領

親族の結束を重視する儒教的精神が韓国社会に強く根付いていると、科挙の時代にみられた一族が秀才を支援して、権力を握った後その周辺で税金を食い物にする流れが現代でも繰り返されているという見方もあります。親族が大統領という虎の威を借りているということです。

お隣韓国はナチス・ドイツのようになる可能性が比較的高い国家であるということを覚えて頂けたらと思います。

現在の大統領ムンジェイン大統領は過去の政権時代に積もった弊害、不正、不公正な社会構造を清算する積弊清算を謳っています。李明博や朴槿恵の実刑が確定したのもこの一環でしょう。現在二人の大統領経験者を特赦するかどうか注目されています。さらに大統領は検察改革と称して検察庁のトップ検事総長の職務停止と懲戒請求を行い、検察に代わって政府高官らの汚職を捜査する新たな組織「高位公職者犯罪捜査処」を発足させました。退任した後に自分が捕まらないように準備を進めているようにしか見えません。

来年で任期を終える中ムンジェイン大統領がどのような結末を迎えるか注目です。

Polimos管理人 テル

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