ポスト安部について

ポスト安部について

連続する政策の失策によって安倍政権はいよいよ限界を迎えようとしている。そうなると話題になるのは「ポスト安部」だ。これは自民党内政権交代を意味している。政権担当能力のある野党がいないゆえにこういうザマになることは残念でならない。今回は7月18・19日にpodcastで公開した「ポスト安部」についての補足データをここで紹介する。これを見ながらpod castを聞いてもらえるときっとわかりやすくなるはずなので見ながら聞いて理解して欲しい。


・現在の自民党の派閥

  1. 清和政策研究所 (細田派) 派閥会長 細田博之
  2. 志公会 (麻生派) 派閥会長 麻生太郎
  3. 平成研究会 (竹下派) 派閥会長 竹下亘
  4. 志帥会 (二階派) 派閥会長 二階俊博
  5. 宏池会 (岸田派) 派閥会長 岸田文雄
  6. 水月会 (石破派) 派閥会長 石破茂
  7. 近未来政治研究会 (石原派) 派閥会長 石原伸晃
  8. 無派閥 菅義偉など

・首相になる条件

  1. 自分の派閥を持つこと
  2. 党三役を最低2回経験すること (主に幹事長)
  3. 主要閣僚を最低2回経験すること (財務・外務・経産大臣+官房長官を指す)
  4. 首相(総裁)になる平均年齢63.96歳 衆議院当選回数6回以上(参議院は5回以上)

・戦後70歳をこえて首相になった人

  • 鳩山一郎
  • 石橋湛山
  • 福田赳夫
  • 宮澤喜一
  • 福田康夫

彼らは派閥争いで負けるなどの理由で70代で党総裁就任となった。70代の人間が総裁になるケースは稀で基本は60代で総裁になる。そう考えると現在の自民党の派閥会長たちの多くは「派閥後継者を立候補させるか」か、「見送って他派閥の応援をするか」の選択を迫られる。ゆえに今回の「ポスト安部」レースは混戦になることが見込まれる。

・ポスト安部の候補者

  • 主要候補者
  1. 岸田文雄 62歳
  2. 石破茂 63歳

この両者は派閥会長であり「ポスト安部」の筆頭。この両者の弱点は両方共、大派閥ではないということだ。そのため他派閥の協力は欠かせないものであり他派閥の影響を多大に受けることになる。岸田氏に禅譲説が出るのはこれが理由だ。石破氏はずっと対安部勢力筆頭としてずっと担がれてきた。この2人は間違いなく自民党総裁の枠を争うだろう。

  • その他の候補者
  1. 石原伸晃 63歳 (弱小だけど一応派閥会長)
  2. 下村博文 66歳 (清和政策研究所所属)
  3. 稲田朋美 61歳 (清和政策研究所所属)
  4. 世耕弘成 57歳 (清和政策研究所所属)
  5. 河野太郎 57歳 (志公会所属)
  6. 茂木敏充 64歳 (平成研究会所属)
  7. 加藤勝信 64歳 (平成研究会所属)
  8. 菅義偉 71歳 (無派閥)

ここでは一部podcastで触れている人物は記述してないけども、可能性のある候補者はこんな感じだ。石原氏・下村氏などは無謀だと考える。稲田氏は出る意欲があるという報道が出てきた。一方で、河野氏や世耕氏は年齢的にも経験的にもまだまだチャンスがあるので、今回は出ても出なくてもいいといった感じだ。茂木氏や加藤氏は出てもいいが、両者とも出たら、派閥の票を割ることになるし、どちらかが出てしまうと反安部勢力として石破氏を担いで票を結集することもできなくなる。菅氏となるとあらゆる候補者に対して喧嘩両成敗といった形がとれるのではないだろうか。

今ここで「この人が次の総裁だ」と断言することはできないが、誰が有力候補かが見えてきたのではないかと考える。誰であれ日本を復活させる力を持ってるかというと怪しい。やはり自民党ではない政権担当能力を持った政党の誕生させるしかないのは明白だ。

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