愛国心を学ぶ(ド・ゴール編)

愛国心を学ぶ(ド・ゴール編)

①「フランスの国父」シャルル・ド・ゴール

第五共和制の創始者にして戦後フランスの国父であるシャルル・ド・ゴール。彼の精神を読み解くことは国家と私人の関係、国家と国民の密接な関係が表されていると考えている。彼はまさに国家に忠誠をつくした人間として象徴される。

フランスを立て直した英雄

 20世紀のフランスは革命以降の混乱が最も如実に影響した時代であった。その中にあってド・ゴールは軍人として、政治家として20世紀のフランスの終着点として現在の体制へと導いた。彼はフランス革命以前からあるフランスの文化や精神を尊重しつつも革命後のフランスにも敬意を持っている。彼のフランスに対する敬意が第二次世界大戦後のフランスが復活した一番の理由であることは間違いない。  

 その彼の愛国心が世界に対して喧伝されたのがフランスがナチスによって降伏した直後、ド・ゴールがイギリスに亡命して行った演説だ。それは俗に6.18演説と言われる。 (下記のURLから演説の全文が読める。)

https://ja.wikisource.org/wiki/6%E6%9C%8818%E6%97%A5%E3%81%AE%E5%91%BC%E3%81%B3%E3%81%8B%E3%81%91

その演説の中でも彼はフランスは負けたわけではないということを強調し自由主義陣営と協力しフランスは必ず国土を回復するということを宣言している。彼はイギリスからフランス本国へレジスタンスの必要性を説いたのだ。ここで彼が言った中で重要なことはたとえ国土を失ったとしても愛国心はなくならないということだ。愛する対象としての「国土」「国家」がなくなったとしても「国家の精神」はなくなってないのだ。故にド・ゴールは愛国心を訴えフランスは復活への足掛かりをつかむのである。そして彼は軍人としてナチスと戦い戦後は政治家としてフランスの威信を取り戻すために欧州統合やアメリカ批判などを行い、反共・愛仏の精神によって独自路線を進め戦後のフランス政治の安定のために尽くした彼はまさに国父であり、英雄なのだ。彼によって今日のフランスの安定や国家の威信を認識できるわけである。その功績は大きく現在でこそそのド・ゴールの精神は揺らぎつつあるフランスだが、かつてこのような男がいたということは日本も学ぶところがある。

下の動画ではこのド・ゴールの愛国心についてより詳しく紹介している。

Polimos管理人 オカソ

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