・レイシズム?
Twitterのトレンドになっていた「#産経新聞はレイシズムをやめろ」から情報の発信をする側と受け取る側の双方の在り方を考える。そもそも問題となった記事はレイシズムにあたるのか。
産経新聞 【直球&曲球】宮嶋茂樹 まだやっとるんか日本学術会議問題
https://www.sankei.com/column/news/201022/clm2010220005-n1.html
記事を批判する人々がレイシズムにあたると考えているのはたぶん、記事の後半にある中国人や朝鮮人のところだと考える。ではレイシズムの定義を明らかにしよう。
Wikipediaによると「レイシズム」=「人種間に根本的な優劣の差異がある、優等人種が劣等人種を支配するのは当然であるという思想」とされる。
要は人種蔑視のことを指すのだが、問題となった記事では人種蔑視にあたるような言葉は見受けられない。すなわち、これをレイシズムと呼ぶかどうかは完全に情報を受け取る側の問題なのだ。確かに記事を書いている宮島氏の口調は乱暴であり、多くミスリードを招きそうな表現もあった。しかし、レイシズムではない。
・朝日新聞の虚偽報道こそ問題では?
情報を発信する側の新聞社の報道は「虚偽」でなければ極力忖度せず、自社の個性に則って報道すればいい。しかも、新聞社といえど人間が関与している以上、時にミスもあるだろうし、批判もされる。
私は産経に批判をするなといってるのではない。批判は多いに結構。ただ、レイシズムという言葉は間違ってないかと考えているに過ぎない。
さらに言えばこれよりも虚偽報道を長きにわたって行ってきた朝日新聞こそ問題だ。彼らは信用に足りない情報に基づいた記事で従軍慰安婦を問題化し韓国との長きにわたる禍根を作り上げた。これは大手新聞社において重罪ではないだろうか。
朝日新聞の虚偽報道をまとめたもの
https://www.zenkyokyo.net/category/asahi
SNSにおいてはスポーツ新聞に載ってるようなゴシップも大手の記事も同じように扱われ、情報の受け手に誤解を招くようなこともある。だからこそ、情報リテラシーの重要性を改めて感じる次第。
Polimos管理人 オカソ