六四天安門事件―香港の自由は守られるか―

六四天安門事件―香港の自由は守られるか―

 昨年、発生から30年を迎えた六四天安門事件。これは自由を求めた若き中国人を政府が軍を使って圧殺したという悲劇的な事件だ。以後語ることも憚られる事件として今日に至る。

香港は自由の危機にある。

 この自由への闘争を人々は忘れてはいけないだろう。香港で戦う民主派の人たちも命を懸けて戦っている。今日、国歌条例案が可決され中国本土に対する反対の言論の1つが新たに禁止された。これは今後より強まることが予測される苦難の新たなスタートと言えるだろう。

 コロナの影響で落ち着いていた香港は今年も自由のための闘争を始めた。秋には立法院の選挙を控えている以上、それまでに国家安全法の制定をするだろう。

 香港のデモの苛烈さは民間のフリージャーナリストによって独自メディアを通じて伝わっている。警官との度重なる衝突。その中で昨年、警官が実弾を発砲しデモ参加者に重傷を負わせるといった事件も起きた。確かに過激派の存在も問題ではあったが香港の自由を求める意思は日々確実に堅固なものとなっている。

 今年の中国は武漢より世界最悪の不況を生んでいるコロナウイルスをばらまき現在の世界を混乱に陥れた。そして全人代では香港に対する締め付け強化の姿勢を示し、世界との亀裂を深めていくばかりである。再び六四天安門事件のような凄惨な事件を香港で生み出さないためにも世界と協調しつつ日本は中国に対して凛とした姿勢で臨むべきだ。

Polimos 管理人 オカソ

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